生成AIと民主参加型SNSを手がけるPolimill株式会社は、デジタル民主主義プラットフォーム「Surfvote」で、社会保険料の負担感をテーマにした投票企画「社会保険料、『高すぎる』と思う?」の意見募集を開始しました。会社員、公務員、自営業者など立場によって異なる保険料率や給付内容を踏まえ、自身の負担が妥当かどうかを問う内容です。
今回のイシューでは、会社員は給与を基準に保険料が決まり、報酬が高いほど負担率は相対的に下がる一方、自営業者やフリーランスは国民年金・国民健康保険を定額で負担し、所得次第で負担率が高くなりやすい現状を紹介しています。さらに、公的医療保険と年金に全国民が加入する「皆保険・皆年金」体制でありながら、扶養制度や所得に応じた算定方法によって実質的な負担と給付が大きく異なる点も整理しています。
Surfvoteでは、ユーザー登録を行えば、提示された選択肢から自分の考えに近いものを選んで投票できるほか、コメントで意見交換も可能です。Polimillは、分断をあおるのではなく、多様な立場から社会保障のあり方を考える場を提供することで、今後の制度議論の土台となる市民の意識を可視化したい考えです。
【投票・記事情報】
テーマ名:社会保険料、「高すぎる」と思う?
投票ページ:Surfvote内特設ページ
解説執筆:山中伸枝(CFP、ファイナンシャルプランナー)
source: PR TIMES
